揚げ物が大好きな人が陥りやすい「ドロドロ血液」の影響

生活習慣の悪さがもたらすドロドロ血液は大病を患う危険性あり

揚げ物が好きな人は健康診断で引っかかる?

男性と患者

健康診断で誰もが必ず行なうのが、血液検査です。この検査では、血液細胞や肝機能の状態を調べること、さらには腎機能や糖尿病に深い関わりがある脂質異常症などの検査を行ないます。

血液検査では血液の流れをチェック

血液の流れがスムーズだとどういう状態ですか?
強い圧力を掛けずに、スムーズに血液が流れてくれる状態です。血液が流れやすいということは、体の細胞のすみずみまで栄養や酸素が行き届くということを意味します。新陳代謝が高まるので、健康にもよくダイエット効果も得られます。肝臓の機能も高まるので、肝機能障害の予防などにも効果的です。
逆に流れが悪いとどういう状態になりますか?
ドロドロ血液は、サラサラの状態とは違い血液が流れにくいため、放置すると新陳代謝が下がってしまいます。代謝が下がることで、冷え性や疲れやすさ、体のだるさなどの症状が現れやすくなります。また、ドロドロ血液は血中にたくさんのコレステロールが含まれています。動脈硬化や高血圧、さらには血栓ができることでの塞栓症などの症状も現れやすくなるのです。

血液の流れにくさは、体調の悪化を招くだけでなく、危険な動脈硬化などの症状を誘発させてしまいます。しかし、こうしたドロドロ血は一体何が原因となるのでしょうか?血液検査にひっかかる人の特徴から原因を探っていきましょう。

血液検査で引っかかるのは揚げ物が好きな人?

唐揚げやとんかつ、カキフライなど、揚げ物は誰もが好きなメニューの1つです。しかし、その揚げ物は血中のコレステロール値を上げてしまい、ドロドロ血の原因となる場合があるため、食べ過ぎには注意しましょう。揚げ物には、中性脂肪コレステロールが多く含まれています。食べ過ぎると体内にこの中性脂肪やコレステロールが多く摂取されてしまい、血液がドロドロの状態になりやすいのです。また、大量に食べると消化能力も落ちてしまい、新陳代謝がダウンすることでさらにドロドロ血液の症状が悪化してしまいます。

揚げ物に含まれる成分を知っておく

揚げ物

揚げ物にはさまざまな栄養素が含まれていますが、次に紹介する成分には注意が必要です。揚げ物の中に特に多く含まれており、たくさん食べると過剰摂取によって体に悪影響が現れやすくなるのです。

中性脂肪
中性脂肪は、「トリグリセリド」と呼ばれる体のエネルギー源となる栄養素です。人の体は飢餓に耐えられるように作られており、エネルギー源となる栄養素が余分に得られると、すぐに脂肪として貯蔵してしまいます。中性脂肪は肝臓などの重要な臓器に蓄えられ、燃焼されずに脂肪が蓄積していくと、臓器の働きを阻害しさまざまな症状が現れるようになります。
コレステロール
血中のコレステロールは2つの種類がありますが、この内血液検査で問題視されるのがLDLコレステロールです。このLDLコレステロールは、別名「悪玉コレステロール」と呼ばれ、たくさんの量が血中に含まれていると、次第に血管の内側に蓄積するようになります。そして、症状が進むと動脈硬化などの症状を招き、心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な症状を誘発する原因にまで発展します。

揚げ物にはこのドロドロ血をもたらす中性脂肪とコレステロールがたくさん含まれています。少ない量であれば揚げ物を食べても問題はありませんが、毎日大量に食べ続けていると、血液はドロドロ状態になってしまいます。

血液から脳梗塞などの病気に繋がる可能性が

血液がサラサラからドロドロになり始めると

血液がドロドロの状態になり始めると、体にもさまざまな影響が現れるようになります。新陳代謝が悪くなることで冷え性や肩こり、腰痛といった症状が現れるようになります。また、肌のくすみやシワ・シミといった見た目で分かる症状も現れやすくなるのです。ドロドロ血になると脳へ血液が巡りにくくなるので、頭痛などの症状のほか、脳機能の低下により物忘れなども現れやすくなるでしょう。どれも老化による症状と間違えやすいものですが、実は原因はドロドロ血である可能性もあります。しかたがないと諦めず、生活習慣を改善することでこうした悩ましい症状を解決できるかもしれません。

血液がドロドロなままだと起こる病気

ドロドロ血液を放置すると、重大な症状を発症させる可能性もあります。次に、最も注意するべき病気と詳しく紹介されているサイトを紹介します。

脳梗塞
脳梗塞は、血管が詰まってしまうことで発症する病です。血液の流れが滞ると、脳細胞は短時間で壊死を起こしてしまい、命に関わるほどの重大な症状が現れてしまいます。ドロドロ血液によって動脈硬化が起こると、血管壁が徐々に厚くなってきます。この症状が脳に現れることで発症するのが「ラクナ梗塞」と呼ばれる脳梗塞です。また、ドロドロ血液は血栓を作りやすいので、心臓でできた血栓が脳の血管を塞ぐ心原性脳塞栓症という病も発症しやすくなります。
心筋梗塞
心筋梗塞とは、冠動脈に血栓ができることで発症する病です。血栓によって心臓へ送られる血液がストップすると、心筋が壊死してしまい、心不全や再梗塞などの症状によって命を落としてしまうことがあります。ドロドロ血液は血の流れが滞りやすいので、血管内でこの心筋梗塞の原因となる血栓が作られやすいです。また、血管内に蓄積するコレステロールが血圧を高め、動脈硬化を引き起こし、傷つきやすい硬化した血管が血栓を作ってしまうこともあります。
大動脈瘤
脳梗塞や心筋梗塞よりは知名度は低いものの、大動脈瘤もまた命を脅かすほど危険な病です。ドロドロ血液によって動脈硬化が起こると、腹部や胸部の大動脈にコブ状の膨らみが現れます。肥大していくとせきや息切れ、食べ物や飲み物を飲み込みにくいといった症状が起き、重度となると胸や背中に強烈な痛みが生じるようになります。大動脈瘤が破裂すると、体内で大量の出血が発生し、急激なショック症状によって命を落としてしまうため、非常に危険な病なのです。

ドロドロになる前にサラサラな血液に戻すことができます

女医

ここまでドロドロ血液の危険性について記述しましたが、このドロドロ血液は普段の生活習慣を変えるだけで、いつでも簡単に改善させることができます。毎日食べている揚げ物を控え、水分を積極的に摂るようにすることで、ドロドロ状態の血液の流れをサラサラにすることができるでしょう。

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